ポーカーフェイス

どこから見ても寂れたレンタルビデオ店にしか見えなくて、今まで素通りを決め込んでた場所。そこに「けっこう掘り出し物の古本が出てる」と聞き、半信半疑の表情で暖簾をくぐると、入ってすぐに小さい古書コーナーがあった。下手すると駅の構内でやってるような特設の古書コーナーのほうが大きいんじゃないの、というくらいの広さと蔵書数。うーん私が場所を間違えてるか、情報がガセだったか。やり場のない戸惑いが胸にふつふつと。
でも来てしまったものは仕方ないのでとりあえず目を通すと、あっという間に手には10数冊の本が。そして厳選に厳選を重ねてしぼった3冊のお会計は600円。んもう迷わず即座にお買い上げ。こんな楽園が身近にあったなんて!と久しぶりに胸もお財布もときめいたお買いものでした。チーン。