美女と野球の国からリズムを連れて

三寒四温と言うけど、今日は寒すぎますぜ。手や首筋が寒い寒い。あと２-３週間でホントに桜が咲いたりするの？　春の足音が小さすぎて聞こえなーい。せめて音楽で肌寒さを忘れようと取り出して聴いたのはこれ。

ヴェネズエラ出身のバンドLos Amigos Invisiblesの5作目。音のほうはただのラテンに収まりきらず、ロックありポップあり、ボッサありエレクトロあり、ファンクありメレンゲあり、実はコンピ盤か他アーティストへのリミクス集？それともノベルティ・ソング集？と思うくらいに盛りだくさん。（ミスター萌えラウンジこと）Dimitri From Parisのプロデュースでさくっと聴きやすく、歌のほうは全曲通してムーチョでアモーレなラテンのムードでしっかり夏っぽい。ラテンはキライじゃないけどLuis MiguelやMarc Anthonyじゃ悪酔いしそうな女子は積極的にこちらを聴くといいと思います。夏が来る前に！

そうそうこのアルバムではNino Ferrer「Mao et Moa」をカヴァーしたりしてちょっとにんまり。間奏に「Le Telefon」もちょこっと入ってたりしてまたまたにんまり。黒人になりたいと歌っていた彼のメロディが南米でも響いてるとあれば、天国のNinoもきっと満足でしょう。たぶん。