ほんのお足代ですが

チャーリーとチョコレート工場 [DVD]
チャーリーとチョコレート工場」を友人宅で鑑賞。チョコレートのパッケージに「ゴールデン・チケット」が封入されていたら、お菓子メーカーのウォンカ社に工場見学できるという話。ワンマン社長役が三国連太郎、元工場作業員役が西田敏行というゴールデン・コンビが贈る、夢と魔法の物語です。
で、その工場見学ができるチケットは世界じゅうでたった5枚しか当たらないのだけど、ある子供はコンピュータで情報を分析してチケットを入手し、ある子供は親の財力や権力で入手する一方で、1人だけとても貧乏な子供がナケナシのお金で買ったチョコレートで偶然にもチケットを当ててしまう。その子供がこの映画の主人公・チャーリー。本当に絵に描いたような貧乏で、家族はキャベツしか入っていないスープを分け合って飲み、ひとつのベッドを4人で分け合い、工場作業員のお父さんは工場のオートメーション化でリストラにあい、一枚のチョコレートを買うのだってポケットの小銭をかき集めないといけないくらいの生活なのです。しかもあれだけ夢見てせっかく当たったチケットをチャーリー自ら「これを誰かに売ればお金になるから、それを家族のために使おう」と言い出すほど。しかし家族の後押しがあって、結局チャーリーは工場見学に出かけ、たくさんの冒険をするわけなんですが
ひとつだけ気になったのは、そのチケットはあくまで「工場見学」の入場券であって、現地までの交通費が含まれないんじゃないかということ。チャーリーが住む街とその工場がどこにあるのかは映画では明かされないけど(たしか)、他の子供たちは英国やドイツ、アメリカなどから遠方遙々やってきてるのです。チャーリーはどうやって交通費を捻出したんだろうなあ。
ゴールデン・チケットが当たった子供のうち、チケットの行方をコンピュータで分析して当選した子供はコロラド州に住むコンピュータとゲームと銃が趣味の少年なのだけど、これってコロンバインの銃乱射事件のアレですよね。