チョコレート・メルティン・メロウ

朝の満員電車を避けて、すこし早めの電車に乗ってみる。なんだか出勤じゃなくて遠足みたい。ありったけのチョコレートを持ってどこかへ遊びに行くみたい。さよならさよならベッドタウン
チョコレートががさがさ入った袋を誰にも見られないようにささっとデスクの下へ隠し、涼しい顔してパソコンの電源を入れてお仕事。いつ配ろうかとアレコレ考えてお昼休みに女子のみなさんに配ってから男性諸氏に配ることにする。高級な輸入チョコじゃないけど、知恵をしぼってちーちゃいチョコを詰め合わせて、きれいにかわゆく包んだので喜んでくれるといいなと思うことしきり。
ようやくお昼休みになったので女子のみなさんに配ると「やだー嬉しい!」「私もクッキー持ってきたからおすそわけするヨ」と皆さんカラフルな表情を見せてくれるのでこちらもほくほく。*1一方、男性のみなさんは「あー、どうもすみません」と小声でもそもそ言うだけで、なんだかこちらが申し訳ないきぶんに。
ひょっとして男性はお返しのことを考えるとメンドクセーのかしら。正直なところバレンタインは誰かを想ってかわいいチョコを用意するまでが楽しかったりするんです。本命じゃないのはお互い承知の上だし、もっと気軽に考えてくださいよ。お返しなんか用意してくれるだけで嬉しいので無くてもいいくらい。ハッカ糖や森永キャラメルをパッケージのままホイと手渡されても嬉しいくらいだよ。

*1:先日仕事のできる先輩に仕事を誉められたのがすごく嬉しかったので、そのお礼を言いながらチョコ渡したら「ええー私に言われたくらいでそんなー!」なんてウルウルしてくれたよ!超萌え!かわいいヨ先輩! 文句を言い出したらきりがない職場だけど、恵まれてるところも多いナと思うのはこういうとき。